すみれクロニクル カナダ/バンクーバー

2017年6月よりワーホリしています。毎日のことを思いのままにだらっだら書き綴っていきますー。

勤務最終日

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今日で1つの職場の勤務を終えました。

本当にここではある意味こちらでしかできない経験をたくさん積めたし、

ある意味私の思い描いていた職場環境でした。笑

 

 

最終的にここでは4か月半働きました。

 

日系のアパレル系の仕事をしていた私は、完全な英語環境に

身を置いて自分を追い詰めたくて探した職場。

 

正直、日系のその会社で働いているときは、

ほかの日本人より英語を話せる自信が出てきていたし、

その会社で働くなかで、リスニングも割とできるようになってきた気でいました。

 

それにやはり、日本人がいると日本語に甘えてしまうことが多かったし、

あまりにも忙しい毎日(1日10~12時間労働のシフト制、しかも毎日激混み)に、

日本での仕事環境と変わらないことに気が付きました。

 

ということで、残りのビザのことも考えて、探した職場でした。

(ビザの残りが6か月を切ると職探しが難しくなります。)

 

職探しの記事はまた別で書きますね。

 

 

 

インド人、韓国人、ベトナム人、日本人と、様々な国籍のスタッフがいるなか

(しかも私が入ったときは日本人ゼロでした。)

仕事内容の説明も早口で、

しかも丁度人がかなり足りなかったときらしく、

ファーストフード店での仕事経験のない私を

ランチラッシュのシフトに急に入れて、

しかもトレーニングもほぼしないまま、

 

「さあ!オーダーをとりやがれ!!」

 

みたいな感じでいきなり忙しい中にぶっこまれたを

かなり明確に覚えています笑

 

しかもその時かなり驚いたのが、

もう一つの職場では聞いたことのない英語と、

英語のボタンだらけのレジ、

速さを求められる現場に、かなりパニックでした笑

 

もともとテキパキした仕事は得意な方でしたが、

この時の焦りと恐怖は本当に忘れもしません笑

 

とんでもないとこに入っちゃったなって思いました笑

 

しかもやはりそんななかで注文の聞きとりミスや、

オーダーの取り間違いなど

色々ミスをやらかし、ついには店長に

 

"You should go back to school!!"

「学校に戻りやがれ!」

ってだいぶきつい口調と顔で言われたのを

一番覚えているし根に持っています笑←

 

ランチラッシュって、びっくりするくらい混むんですよね。

しかも当時の私のオーダーとる速度は、

今の私と比べたら5倍くらい遅いので、

お客さんイライラするし、列がどんどん長くなるしで

お客さんにも店長にもよくため息つかれました笑

 

 

日本で学生時代に初めてアルバイトした時ですら

ここまで人に失望される経験なかったかもってくらい笑

 

ワーホリに来る前に4年間社会人としてかなりせかせかした毎日を送っていた私にとって

ファーストフードの仕事なんて超単純明快だと思っていました。

 

 

実際に慣れたあとは、目をつぶってでもできそうな仕事だなって

思ってしまいましたが。←

 

だからこそ当時は

こんなこともできないなんてって

自分にすごく落ち込んで失望して、

何より悔しくてたまりませんでした。

 

確かにミスは何回もしましたが、

わたしでなく、お客さんのミスのときってあるんですよね。

お客さんの勘違いとか、お客さんのアクセントとか、

こっちが確認したことにYesって答えたくせにあとから違うって言われたり。

 

それでも当時は

 

「またお前やりやがったな」的な目であとから店長に怒られるみたいなのが

本当にストレスになっていきました。

 

少し英語が話せると自信がついてきていたのに、

その忙しい状況のなかでパッと英語が出てこない、

状況やトラブルやミスの原因を説明できないもどかしさがものすごく

ものすごく悔しくて、

カナダに来て初めて挫折しそうになりました。

 

それが悔しすぎて、それからの毎日は

その日にあったこと、店長に言ってやりたかった文句、言い分、←

お客さんにどう説明したり話したりすればコミュニケーショントラブルがなくなるかを

仕事帰りにぶつぶつ唱えたり、頭で考えたりしながら帰るようにしました。

 

 

そしたらびっくり

 

ある日また似たようなトラブルがあったのですが、

明らかにお客さんのミスというかわがままというかで

オーダー済みの注文を急遽変えなければならなかったときに

 

無意識に英語がパッと出てきました。

すらすらっとしゃべった自分がいました。

 

あのときの感動は今でも忘れません笑

 

 

しかもそのときで仕事を始めて3週間ほど経っていたので、

オーダーに関するミスもほぼなくなってきていたし、

英語を使わない業務というか雑務?はテキパキこなせるようになっていたので、

店長もその辺に関して認めてくれるようになっていました。

 

ということもあり、英語で説明した後に

「あー、そうなのか、じゃあしょうがないねー。ありがとうすみれ。」

って答えが返ってきました。

 

 

びっくりしました笑

 

 

それまで店長のこと本当に本当に嫌いだったんですが、笑

この人、仕事さえちゃんとしてれば文句言わない人なんだなってのがわかって、

見る目が変わりました笑

 

しかもそれまで、細かい掃除とか

トイレの細かい掃除とか、とにかく汚い系というか

新人がやるような仕事?

とにかくみんなが避けがちな仕事は全部私がやらされるみたいなことが

続いた時期があったんですが、

 

私が英語で応戦したり、仕事をこなせるようになったり、

常連客と仲良くなったりして店長やほかの従業員に認められ始めてから、

 

急にリーダーみたいな立ち位置に立たされるようになりました。

 

この時はほんとに

やったったぞーーーー!!!!!!

 

って思いました笑

 

 日本人は話せないことが多いので舐められがちですが、

自分の意見とか思ってることとかを表現していくのって

本当に大事だってことを再確認しました。特にカナダでは。

 

仕事に関しては、こっちの人よりも

明らかにアジア人のができる傾向にあるので、

もう本当に、アジア人の壁って英語だけだなって思いました。

 

2か月目からは新人(日本人)が入ってきたので

わたしも早くも古株になりつつありました笑

そこからはキッチンに指示出したり

その新人の子に教えたりと、

自分の仕事に対してはストレスを感じなくなってきていました。

 

それまでの1か月は自分にとって本当に試練で、

また強くなれたなーと思いました笑

 

壁って、当たってる最中は苦しいけど、

生きてるって気がするし、

超えた後の爽快感というか、

また自分のことを好きになれるきっかけになるというか、

気持ちいいですよね。

 

人生楽しんでいる感じ。

 

壁にはぶつかったほうがいいなって、改めて感じました。

 

 

 

ということで

キャッシャー業務にかなり余裕ができる

ようになってきたので、

常連客に話しかけてみたり、

新人のトラブル解決に挑戦してみたり、

 

新たなチャレンジを試みました。

 

そうするとまた、私のまだ英語の足りないところ

見えてくるんですよね。

 

この店って本当にネイティブの人がよく来るのと、

なんかわからないけど、もう一つの職場とは比べ物にならないくらい

早口でしゃべってくる人が多いんですよね笑

 

そこで私のリスニング力の足りなさとか、

相手が話してくれたことに乗っかって話を広げる会話力の足りなさとか、

ボキャブラリー、スラング知識の足りなさとか、

また見えてきました笑 壁が笑

 

そうするとその挑戦をまた辞めたくなっちゃうんですけど、

そこでぐっと頑張ると、ある日急にいけたりするんですよね。

 

そうやって少しずつ少しずつできるようになるのが楽しくて、

また常連客の人たちも根気よく付き合ってくれて、

本当にお客さんたちに助けられました。

 

従業員(インド人)ともめたりして

嫌な思い出もありますが笑(これさらに後半に書きますね笑)

 

お客さんと、昼シフトの従業員には本当に恵まれて、

本当にいい経験ができました。

 

仕事内容はやはり淡白で、所詮バイトってかんじですが笑

英語を使う楽しさも難しさも学べたいい職場でした。

 

常連客の方にもこの日偶然何人かにはお会いできて、

最終日だったので、お店がそんなに忙しくない時間に来てくださった方には

挨拶できました。

 

私の拙い英語に付き合ってお話してくれたり、いつも声をかけてくれたお客さん。

この人達のおかげで、頑張ってこれたなーという感じです。

 

たくさん大好きなお客さんがいるんだけれど、みんなランチラッシュにいらっしゃるもんだから、

いつもの接客しかできなかった、、、ショック。。。

 

挨拶できた2人からこんなものをいただきました。

嬉しすぎて泣くかと思った笑

 

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最終日だって言ったら、買ってわざわざまた来店してくださいました。

やばかった。まじで泣きそうだった笑

 

 

大変だったけど、頑張ってよかったなあと思いました。

一生懸命真面目にやっていれば、必ず見てくれている人がいる。

 

ここで働いている間に辛かった時、いつもお客さんが

ほめてくれたり、声をかけてくれたり、たわいもない話をしてくれた時に

こう感じては、また頑張れました。

 

 

 

 

 

 

 

★インド人のお話笑

 

インド人ってくくると良くないですが、

こちらでsuperviserと呼ばれる、リーダー的な立場の人(店長・副店長より一個下)

がこの店ではほぼインド人です。(店長がインド系カナダ人だからなのかな?)

 

昼に一緒に働くインド人はみんないい子で仲良しなんですが、

夜(クロージング)のインド人は、店長代わりとして働いているので、

わりと好き放題やっています。(夜間は店長不在のため)

 

わたしは基本昼の人間だったので、夜働くことはほとんどなかったのですが、

めちゃくちゃ人が足りなかったときに夜にも延長して働いたり、

 

夜シフトの人と入れ替わるシフトが多かったので、

そこでよく会ってたのですが、何回か衝突しました笑

 

 

1回目は、日本人2人でせかせか働いている後ろで

インド人男(しかもsuperviser)が友達に電話をしているという。

完全に日本人舐めてますよね?笑

その時私その子と初めて仕事したんですけど、めっちゃ腹立ったのと、

舐められたら先が大変になると思って文句言いに行きました。

 

もちろんいきなり責めたらあれなので、

「緊急の電話だったんなら申し訳ないけど、わたしにはそう見えなかったし、

あなたがいいなら私たちも友達に電話しながら仕事してもいいんだよね?」

 

っとだいぶ優しく言いました。最初は←

 

そしたらあれは緊急だったとかほざきやがったので、

 

こっちが忙しかったのに(そのときめっちゃ混んだんですよね笑)?

緊急だったら私たちに知らせてから電話すべきだよね?

日本人は黙って働くって思ってない?

しかもお前スーパーバイザーだろ?

 

ってかなりぶわーって話してしまいました。

 

人って怒ってるとアドレナリンのおかげなのか

ぽんぽん英語出てくるんですね。びっくりした。

 

もちろんその後ちゃんとフォローもしたし、

悪い関係にはなりませんでした。

相手若かったししょうがないよね。

 

次の日にあった彼は別人のように制服をピシッと着て

まじめに働いていました。言ってよかったと思いました。

 本心どう思ってるか知らないけど、謝ってくれたし、

私的にフェアにちゃんと働いてくれればそれでいい←

 

曲者なのは女の方。

 インド人って綺麗好きなのか、ゴミ系の仕事したがらないんですよね。

わたしからしたら給料もらってんだからそれくらいやれよってかんじですが笑

まあでも彼らのが古株なので、ある程度はあちらのルールに沿って仕事していたのですが、

 

わたしがゴミ袋綺麗にしても、

 

「ゴミやったの?」って毎回聞いてくる女がいて

まじでイライラしましたね笑

自分で見ろよみたいな笑

 

しかもお客さん常にいるので、ゼロにするのは無理なんですよね。

 

夜はそんな混まないので、昼の忙しさを知らないsuperviserは

他にも色々仕事やってから帰れっていうので、

(実際仕事はほぼ全て終わらせていたのにも関わらず。)

何回か私も言い分を話してたら、

その子あまり英語話せない子だったので、

別のsuperviserが出てきてややこしくなりました笑

 

しかもこれは本当に辞める直前の話。

多分ほかの新人が増えたあたりからかな?

冬場は店が暇だったので100%仕事終えて帰れたというか

むしろ暇な時間も多くてつまらなかったくらいなのですが、

 

夏に近づいて、お客さんがどわっと増えたので

(近くにかなり大きな公園があるため)

仕事が何倍にも増えたんですよね。

 

しかもそこに新人が入ったので、それをほぼ一人で処理する毎日で

毎日ぶっ倒れそうになるくらい働いて帰っていました。

そこにそんな文句を本気で言われてきたらプッチンでした笑

 

なぜ私に言うのか?

夜暇だろうがとは言いませんでしたが、

夜にだって時間を見つけてできる仕事しか残していないし、

私も朝シフトが残していった仕事を文句言わずやっている身なのに

なぜそんなことで文句を言われるのかさっぱりでした。

 

私がものすごい量の仕事を残しているなら話は別ですが、

100%中95%くらいですよ?笑

わたしが逆の立場だったらそんなところつっつきませんよ笑

 

文化の違いなのか、ただのその子との相性が悪かったのか、、、

 

そこだけは結局後味の悪いままさよならすることになってしまったのですが、

後から聞いた話、

superviserよりも私の方が給料よかったみたいなので

それ聞いてもうどうでもよくなりました笑

 

 

っていうオチ。

 

 

トータル、海外でしかできない経験ができたし、

明らかにここで働く前よりもリスニング・スピーキングが伸びました。

仲良く働けたランチシフトの従業員とは今でも仲良しで、

よく遊びに行っています。

それも財産でした。

 

トータル良かったです。

 

ワーホリで仕事を探している皆さん、

自分には無理だと思わず、絶対に英語環境で仕事すべきです。

 

確かに大変なこともあるかもしれないけれど、

こういう壁に当たるために海外来たんだろって思います。

 

もちろん大変なことがあった分だけ、いいこともたくさんあります。

 

 

 

 

 

しかもインド人の英語のアクセント本当に苦手で、それで早口でしゃべってくるもんだから

これもかなり試練でした毎回笑

 

ここに関しても強くなれた気がする。笑